医療機関における骨粗しょう症の検査・治療方法
骨粗しょう症の治療
骨粗しょう症にかかることで一番怖いのは骨折です。骨折は日常生活に支障をきたすだけでなく、高齢者であれば寝たきりにまで発展してしまう可能性があるのです。そのため骨粗しょう症の治療は「骨折の防止」を目指して行います。
ここでは、骨粗しょう症の検査から治療までをご紹介します。
◆骨粗しょう症の検査
骨粗しょう症の検査は以下の2つです。
両方の検査結果を照合させて骨粗しょう症であるかどうかを診断します。
- ・骨密度測定…
- MD法、SXA法、腰椎DXA法、pQCT法、QUS法
- ・X線撮影…
- 椎対骨折の判定、腰背部痛や椎体の変形との鑑別診断
◆骨粗しょう症の治療
- ・食事療法…
- カルシウム、タンパク質、ビタミンなどをバランスよく摂取し、これ以上骨量が減少することのないように現状を維持することが目的です。
- ・運動療法…
- 適度に骨に負担をかける運動習慣を作ることで、骨量の減少を防ぎます。また屋外で日光に当たることで、カルシウムの吸収を促進させるビタミンDを生み出します。
- ・薬物療法…
- 食事療法や運動療法のみでは骨量を増加させることはできません。そのため、ビタミンD3やカルシトニン、エストロゲン、イプリフラボンなどの薬物による治療も並行して行います。
その他にも、副甲状腺ホルモンの静脈注射で骨量を増加させたり、折れてしまった骨に人工関節を入れる手術を行ったりと、骨粗しょう症には進行度に合わせたさまざまな治療方法があります。

